砂利工事
投稿日: 2020/04/04カテゴリー:栗原石材スタッフブログ
こんにちは(^ ^) 栗原石材です!
お寺様からのご依頼で、本堂前の広いスペースに玉砂利を施工させていただきました。
はじめて採用した資材を使ったのでご紹介させてくださいねー(^^)
かなり広いスペースですね。雨が降ったあとだったので、土部分が露出してぬかるんでいます。
以前は芝生がはってありましたが、人が歩いてダメになってしまうようです。
お話しが始まった当初は、『固まる砂利』という案も出ていたのですが、長期的なメンテナンスも考えて今回は砂利のみの施工に決定しました。
しかし、ただ砂利をしくだけではダメなんです。
人が歩きやすいようにしなくてはならない。バリアフリーも兼ねた砂利施工。
こちらが今回栗原石材に出された課題です。
早速工事開始です!!
最終的な仕上がりの高さも考えながら、土を掘削しながら撤去していきます。
今回は30cm以上掘り下げました。次は地盤改良もふくめた砕石を敷き詰めていきます。
高さを意識しながら砕石を敷いていきます。しっかり締め固めながら敷いていきます。
砂利を敷いたらこれから草が生えないように、防草シートを貼りました。
そして今回使用する秘密道具がこちらです!!
特殊な形をしたシートの上に、小粒の玉砂利を敷いていきます。
この正六角形を隙間なく並べた形を「ハニカム構造」と言うのですが、とにかく強度が凄いです!! 砂利を点圧することにより普通にアスファルト路面を歩いているように砂利の上を歩けます。自転車だって走れちゃう優れものです。もちろん車イスでも大丈夫です(^ ^)
ぴっちりきれいに並べて砂利を敷いたら完成です!!
素晴らしい桜ときれいな砂利。とても素敵な空間になりました。
初めて使用させていただいた資材ですが、お墓の砂利施工にも使えるかもと考えております(^^)
2019年年末年始の休業日のお知らせ
投稿日: 2019/12/28カテゴリー:栗原石材からのお知らせ
栗原石材本店 栗原です。
2019-2020年 年末年始の休業日のお知らせです。
2019年12月29日から2020年1月5日までお休みをいただきます。
お店のほうは閉まっておりますので、
急用の方はお電話にてお問い合わせください。
029-221-3736
ご迷惑をおかしますが、何卒宜しくお願いいたします。
既存墓石を使ったリフォーム
投稿日: 2019/12/03カテゴリー:栗原石材スタッフブログ
こんにちは! 栗原石材です(^ ^)
12月になり、ぐっと寒くなる日が続いております。
石屋さんとしてもとてもとても寒く感じる日々が続いておりますが元気いっぱい頑張っておりますよ!!
今日は先日完成したお墓のご紹介をさせてください(^ ^)
今回のお仕事内容は、
別墓所にあるお石塔(洋型碑)を、解体して新しくお墓をつくる。
その際、既存の洋型碑を加工して柔らかい感じにしたい。
外柵は高い感じに。
このような内容からはじめさせていただきました。
細かい加工は弊社の得意分野です(^ ^)
解体前のお墓の写真です。
こちらの洋型碑を弊社工場に綺麗に持ち帰り、
ご希望の形に加工していきます。
お客様と打ち合わせの上、最終イメージはこんな感じです!
こんな感じで、所々にR加工をしてあげるだけでガラッと雰囲気が変わります。
正面文字も変更しますので、全体的に切削して綺麗にしちゃいます!!
洋型碑で使用している石種は、インド産のニューインペリアルレッド
世界でもっとも赤い石と言われているそうです。
昔から建築材で良く使用されていましたが、最近は洋型碑との組み合わせで使用しているお墓も数多く見られるようになりましたね。
歴史が古い石で、とてーーも硬い石です。ダイヤモンドカッターがだめになるほどです。
ちなみに、下側の石は中国産の桜御影を採用しております。
こんな感じで、まず洋型碑の頭部分の大きなR加工を施します。
ここから細かいRを更に加工していきます。
素敵な桜の彫刻と、お父様が手書きで書かれた自筆の文字を彫刻したらお石塔の完成です(^ ^)
廃棄予定だった余りの御影石を使用して、前階段に採用させていただきました。
お客様のこだわりの詰まった素敵なお墓が完成しました!
イメージ通りにできたと、お客様にも大変喜んでいただきましたよ(^ ^)
栗原石材では、今回のように既存のお墓はある程度時間をいただければ加工することができます。
最近は、震災の影響で傷ついてしまったお石塔を修理されるかたも多くなって参りました。
そのようなご相談も随時受け付けておりますので、何なりとご相談くださいね(^ ^)
張石工事
投稿日: 2019/11/13カテゴリー:栗原石材スタッフブログ
こんにちは。栗原石材です(^ ^)
お寺様にご依頼された通路の張石工事が完了いたしましたので、そちらのご報告です!
こちらのお寺様には、県文化財に指定されております室町時代末期に建てられた四脚門がございます。先日、改修を終えたばかりで昔の趣を残しつつ、とても立派に再建されました。
そちらの周りを歩きやすくするために、今回土だった部分に石の通路を作りました。
こんな感じで、石の通路になる部分を想像しながらマーキングしていきます。
頭の中でイメージするよりも、このように線を引っ張ってきたほうが完成イメージを想像しやすいですね(^ ^)
水が溜まるであろうところにも、排水工事を別途行います。
基礎コンクリートを流して(かなり大変で神経を使う作業なのですが、写真撮り忘れ。。。)
縁石を寸法通り取り付けていきます。
砕石を敷きながら高さ調整をしていきます。
ここまできたら、あとは用意してきた板石材を据えてくるだけです!!(こっからは手作業ONLYなので、かなり腰にくる作業です。)
手分けしながら1枚1枚しっかり丁寧に作業を進めていきます。
目地もしっかり行えば、
板張り通路の完成です!!!
白御影石を、バーナー加工で仕上げ、幅も車椅子の方でも余裕をもって通れるくらいに仕上げてあります。
滑り止め効果もばっちりです(^ ^)
やはり御影石張りは高級感もありさすがに立派です。これからもしっかりと管理させていただきます。
以上、御影石通路工事でした(^ ^)
栗原石材では、お墓の石張り工事はもちろんお庭の石張り工事等も随時受け付けておりますよ!
ぜひご相談ください(^ ^)
【お見舞い】台風19号で被害に遭われた皆様へ
投稿日: 2019/11/09カテゴリー:栗原石材からのお知らせ
こんにちは。栗原石材です。
この度の台風19号による被害に遭われた地域・世帯の皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復旧をお祈りいたします。
弊社から車で20分ほどの場所でも那珂川や支流の川が氾濫し、大変な被害がありました。
水戸市の情報がテレビではなかなか放映されないなか、知り合いやSNSなどの情報で大変なことが起きていると実感いたしました。
お客様からのご要望があり、浸水してしまった地域のお墓の現地調査に行ってきました。
あれから1ヶ月弱経ち当然水はひいてはいるのですが、墓地までの頻繁に通っていたはずの大通りも何か今までとは違う、泥やゴミがところどころに散乱し、動くはずのない場所に車があったり、大型のプレハブハウスがごちゃごちゃになっていたり、水の力を改めて感じ、恐怖を感じました。
現地調査を行った墓地も、私の身長をゆうに超えるくらい浸水したのでしょう。
通路の土はえぐられ、基礎コンクリートが露出してしまっている墓地もありました。
お石塔についた泥の線や、土手に打ち上げられた塔婆立を見ても、被害の状況が見て取れました。
幸い現地調査に行った墓所は泥の付着以外大きな被害もなく、心配されていた納骨堂内への水の侵入もありませんでした。(正確にいうと水の浸水はあったが、下の地面が吸水したのだと思います。)
まだまだ被災した方々にとって大変な時期は続くと思います。
現地調査やお墓の掃除など、私たちでお力になれることがございましたら、何なりとお申し付けください。
1日でも早く今までと変わらない生活ができますように。