“洋型墓石”ってどうなの?和型との違いや選び方のポイント|石のことなら 栗原石材本店|茨城・水戸市 お墓の専門店

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2025/05/07
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“洋型墓石”ってどうなの?和型との違いや選び方のポイント

こんにちは。
茨城県水戸市 栗原石材本店の4代目、栗原です。

最近、お墓づくりのご相談をいただく中で、
「洋型のお墓も気になっていて…」という声が本当に増えてきました。

昔ながらの和型墓石が定番ではありますが、
今は墓石のデザインも多様化していて、洋型墓石を選ばれる方も年々増えています

今回は、そんな洋型墓石について、和型との違いや選ぶときのポイントをお話しします。

■ まず、和型と洋型ってどう違うの?

● 和型墓石

和型は、いわゆる「お墓」と聞いて思い浮かべる伝統的な形です。

構造としては、下から
芝台 → 中台 → 上台 → 竿石(仏石)
という四段構成で、縦長のシルエットが特徴です。

どっしりとした存在感があり、法要や地域の風習に馴染みやすいというメリットがあります。

● 洋型墓石

洋型は、背の低い横長のシンプルな形が特徴です。
高さを抑えた構造で、正面に彫刻を入れることも多く、全体的にモダンな印象です。

最近では、「デザイン墓」としてオリジナリティのある形にする方も増えています。

■ 洋型墓石のメリット

和型と比べたとき、洋型にはこんな良さがあります。

  • 地震や風雨に強い(重心が低いため倒れにくい)
  • 掃除がしやすい(段差が少なく、シンプルな形)
  • 柔らかい印象で、お参りしやすい
  • 文字や彫刻の自由度が高い(花・鳥・言葉なども刻める)

「娘夫婦と一緒に入るお墓だから、あまり仏教仏教していない形がいい」
「気軽に立ち寄れるようなお墓にしたい」
といった理由で選ばれるケースもあります。

■ 気をつけたいこと・地域性も大切に

洋型墓石はとても良い選択肢ですが、地域によっては
「○○家の代々のお墓としては和型が当たり前」
という考えが根強いところもあります。

また、お寺の境内墓地では形に制限がある場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。

とはいえ、最近は公営墓地や民間霊園などでは洋型墓石もすっかり定着してきていますので、
ご家族の希望に沿ったスタイルを大切にして良いと思います。

■ 石材店としてのアドバイス

栗原石材本店では、和型・洋型どちらのご相談も日々いただいています。
実物の展示品を見ていただいたり、過去の施工事例をご紹介しながら、
「このご家族にはどんな形が合うか?」を一緒に考えさせていただいています。

石の種類や色とのバランスもありますので、
「デザインだけでなく、風合いや想いも大切にしたい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

■ まとめ

  • 和型は伝統的で重厚感のある縦型のお墓
  • 洋型は低くて横長、モダンでお参りしやすいスタイル
  • 地震に強く、掃除しやすいなど実用面での利点も多い
  • 地域性や宗派のルールにも注意しながら、ご家族に合ったお墓選びを

「形にこだわる」というよりも、
「どんな想いで手を合わせたいか」が、墓石の形を決めるヒントになると思います。

まずは見て・触って・聞いてみることから。
いつでも栗原石材本店にご相談ください。